アメリカ合衆国憲法修正第12条
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アメリカ合衆国憲法修正第12条(アメリカがっしゅうこくけんぽうしゅうせいだい12じょう、英:Twelfth Amendment to the United States Constitution、あるいはAmendment XII)は、アメリカ合衆国憲法第2条第1節第3項を置き換え、大統領選挙を規定するものである。憲法の当初の条項では、選挙人団の各自が2票を大統領候補に投じ、過半数を得た者が大統領に、次点の者が副大統領になることになっていた。このやり方の欠点が1796年と1800年の大統領選挙で露呈された。修正第12条は、1803年12月9日にアメリカ合衆国議会により提案され、1804年6月15日に必要とされる数の州によって批准された。選挙人が2票を持つことは同じだが、大統領と副大統領にそれぞれ1票ずつ投票することになった。
- ^ この禁止事項は選挙人それぞれの州の出身者2人に投票しないよう考案された。
- ^ この文章はアメリカ合衆国憲法修正第20条第3節により置き換えられた
- ^ see Article Two of the United States Constitution|Article II, Section 1, Clause 5
- ^ 1824年の一般投票は、多くの州で住民の投票によらず、議会で選挙人を選んだので、全州の投票の総計ではなかった。
- ^ Obscure Texas Case Offers Peek Into Role Of Court Nominee, The Wall Street Journal, Oct. 7, 2005.
- ^ Mount, Steve (2007年1月). “Ratification of Constitutional Amendments”. 2007年2月24日閲覧。
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