アメリカ合衆国の「Magic Number」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 03:03 UTC 版)
「マジックナンバー (野球)」の記事における「アメリカ合衆国の「Magic Number」」の解説
アメリカ合衆国の場合は、他チームの自力優勝の可能性を考慮しない。よって、「点灯」という概念がない。 2001年にアメリカンリーグ西地区のシアトル・マリナーズが独走した時、シーズン前半にして早くも地区優勝マジック97が点灯していたが、話題にしていたのは日本のメディアのみで、現地のメディアは取り上げなかった。なお、現地時間の2001年5月31日の試合を終えた時点で、アメリカンリーグ西地区の成績は 順位チーム成績勝率残り試合ゲーム差1位 マリナーズ 40勝12敗 .769 110 - 2位 アスレチックス 26勝26敗 .500 110 14 3位 エンゼルス 24勝28敗 .462 110 2 4位 レンジャーズ 19勝33敗 .365 110 5 で、この時点でのマリナーズとアスレチックスとの残り直接対決数は13試合あった。アスレチックスが残り110試合に全勝すれば136勝26敗(勝率.840)になるが、マリナーズがアスレチックス戦を除いた97試合に全部勝つと137勝25敗(勝率.846)となるため、アスレチックスの自力優勝は消滅した。エンゼルス・レンジャーズも自力優勝は消滅していた。 メジャーリーグでは引き分けがないので、マジックナンバーの計算に前述した簡単な式が用いられる。
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