アメリカの構造主義音韻論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 14:48 UTC 版)
アメリカでは、20世紀初頭、サピアやブルームフィールドが音韻論において主導的役割を果たした。このうち特に影響力があったのが、ブルームフィールドである。彼に影響を受けた研究者たちは、ブルームフィールド学派ないし後期ブルームフィールド学派と呼ばれる。 一方、プラハ学派の代表的学者の一人であるヤーコブソンが、第二次世界大戦の戦火を逃れてアメリカに渡ったことにより、プラハ学派的な音韻論もアメリカにもたらされることになる。ヤーコブソンは渡米後に弁別素性の理論を発展させ、ファント、ハレとの共著により『音声分析序説』を発表した。これは、後の生成音韻論に影響を与えることになる。
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