アピア (札幌市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アピア (札幌市)の意味・解説 

アピア (札幌市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 23:51 UTC 版)

アピア
APIA
ウエストアベニュー(2014年6月)
店舗概要
所在地 060-0005
北海道札幌市中央区北5条西3丁目・4丁目
座標 北緯43度04分02秒 東経141度21分01秒 / 北緯43.06722度 東経141.35028度 / 43.06722; 141.35028 (アピア)座標: 北緯43度04分02秒 東経141度21分01秒 / 北緯43.06722度 東経141.35028度 / 43.06722; 141.35028 (アピア)
開業日 1999年10月1日[2]
正式名称 札幌駅南口広場地下街[1]
施設所有者 札幌駅総合開発
施設管理者 札幌駅総合開発
延床面積 29,810.8 m²[3]
商業施設面積 9,079 m²[4]
営業時間 10:00 - 21:00(ショッピング)
11:00 - 21:30(レストラン)
駐車台数 約1,100台[5]
前身 札幌ステーションデパート、札幌駅名店街、エスタ二番街
最寄駅 札幌駅さっぽろ駅
外部リンク アピア JRタワー
テンプレートを表示

アピア (APIA) は、北海道札幌市中央区にある地下街[1]JRタワーを構成する施設になっている。

概要

札幌市営地下鉄さっぽろ駅北海道旅客鉄道(JR北海道)札幌駅を結ぶエリアにあり、地下鉄南北線とJR西コンコースを結ぶ通路「ウエストアベニュー」を中心に展開する。「ウエストアベニュー」の西側は「APIA WEST」として、レストランカフェなどの飲食店が比較的多く出店している。東側は「APIA CENTER」として、ファッション雑貨などの専門店が比較的多く出店している。

施設全体が採光を重視しており、通路広場に日差しが降り注ぐ設計になっている[6]。「太陽の広場」は吹き抜けになっており、地上(札幌駅前広場)には総ガラス張りのドーム(アピアドーム)がある[7]2012年にウエストアベニューに64面(16柱に南北2面、上下2面)のデジタルサイネージ「JRタワー札幌ピラービジョン」を設置し[8]2016年にはイーストアベニュー(木漏れ日の広場)に32面(8柱に東西南北4面)のデジタルサイネージ「JRタワー札幌ピラービジョンクロス」を設置した[9]

沿革

前身は1952年開設の「札幌ステーションデパート」であり[1]1972年に「札幌駅名店街」[10]1978年には札幌ターミナルビル開業により「エスタ二番街」を開設した[1]1999年に約半年間休業して全面改修を行い[11]、「アピア」としてリニューアルした。2005年にアピアを運営する札幌駅地下街開発が、札幌ステラプレイスを運営する札幌駅南口開発、エスタを運営する札幌ターミナルビル、パセオを運営する札幌ステーション開発と合併し、「札幌駅総合開発」と商号変更した[12]

年譜

  • 1952年
    • 3月 - 札幌ステーションデパート事業協同組合設立[13]
    • 12月26日 - 札幌駅4代目駅舎地下に開店[13]
  • 1956年11月 - 売り場拡張計画を国鉄に申請[13]
  • 1957年8月 - 売り場拡張計画認可[13]
  • 1958年7月 - 北海道大博覧会に合わせ拡張部を開業[13]
  • 1964年2月 - 札幌駅北口開設に合わせ「北口ステーションストア」を開業[13]
  • 1970年11月18日 - 札幌市営地下鉄南北線建設に伴う移転先となる札幌駅西側広場の地下街建設を目的に札幌ステーションデパート協同組合・鉄道弘済会日本食堂みかど伊藤組土建の出資で「札幌ステーションビル」(後に「札幌駅地下ビル」に改名)を設立[13]
  • 1972年3月25日 - 札幌駅新地下商店街「札幌駅名店街」開業[13][10]
  • 1978年9月1日 - 札幌ターミナルビル「札幌エスタ」開業、地下街「エスタ2番街」開業。
  • 1994年
    • 2月 - 札幌駅地下ビルが「札幌駅地下街開発」へ商号変更[14]
    • 4月 - 札幌駅地下街開発が「エスタ2番街」の営業を譲受[14]
  • 1997年 - 札幌駅地下街開発が「札幌ステーションデパート」の営業を譲受[14]
  • 1998年5月 - 札幌駅南口地下街増改修事業着工[14]
  • 1999年
    • 4月1日 - 全面改修工事に着手[10][14]
    • 10月1日 - 南口広場地下増改修が完成し「アピア」としてリニューアル開業[15]
  • 2005年 - 札幌駅南口開発、札幌駅地下街開発、札幌ターミナルビル、札幌ステーション開発が合併し札幌駅総合開発の管理となる。

脚注

  1. ^ a b c d 道路(2)” (PDF). 札幌市の都市交通データ. 札幌市. p. 3. 2017年9月1日閲覧。
  2. ^ 札幌駅地下街「アピア」APIA 1日リニューアル*南口活性化の試金石*改修前より12店増*テーマを通路名に”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1999年9月29日). 2017年9月1日閲覧。
  3. ^ 地下街耐震に関する調査 報 告 書 -” (PDF). 国土交通省. 2010年-03閲覧。
  4. ^ 開発・関連事業の取り組みについて” (PDF). 北海道旅客鉄道株式会社. 2020年2月21日閲覧。
  5. ^ 建物概要”. JRタワー. 2017年9月1日閲覧。
  6. ^ <日差し>アピア全体が採光を重視した設計。通路のあちこちに陽光が降り注ぐ”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1999年9月29日). 2017年9月1日閲覧。
  7. ^ <たうんワイド>札幌駅南口「アピア」開業1カ月(2の1)*予想超すにぎわい*若者やOL増える*大画面で買い物情報も”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1999年11月5日). 2017年9月1日閲覧。
  8. ^ JRタワー札幌ピラービジョン 商品説明書” (PDF). 北海道ジェイ・アール・エージェンシー (2012年). 2017年9月1日閲覧。
  9. ^ JRタワー札幌ピラービジョン&JRタワー札幌エキサイトビジョン 商品説明書” (PDF). 北海道ジェイ・アール・エージェンシー (2016年). 2017年9月1日閲覧。
  10. ^ a b c 札幌駅名店街オープン”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1972年3月25日). 2017年8月31日閲覧。
  11. ^ 札幌駅南口地下街 来月から半年休業*集客期待の周辺大型店*売上高50億円 争奪戦激化へ”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1999年3月9日). 2017年9月1日閲覧。
  12. ^ 立澤芳男 (2011年8月24日). “都市生活で読む日本の実態シリーズNo.4” (PDF). ハイライフ研究所. pp. 14-15. 2017年9月1日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g h “シリーズ「建設新聞で読み解くあのときの札幌」第17回「五輪を支えた都市施設〈地下街(2)〉」”. 北海道建設新聞. (2019年5月12日). https://e-kensin.net/news/116554.html 2020年5月22日閲覧。 
  14. ^ a b c d e 建設グラフ1999年4月号 札幌駅南口地下街再開発
  15. ^ <時計台>広場でニュース拝見”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1999年10月1日). 2019年5月23日閲覧。

外部リンク


「アピア (札幌市)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アピア (札幌市)」の関連用語

アピア (札幌市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アピア (札幌市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアピア (札幌市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS