アッバース朝仕官時代
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「イマードゥッディーン・アル=イスファハーニー」の記事における「アッバース朝仕官時代」の解説
バグダードにいた時にアウンヌッディーン・イブン・フバイラの愛顧を得て仕官する。イブン・フバイラは軍事的功績によってカリフのムクタフィーの宰相に任じられた人物で、アッバース朝統治下の地域では強大な権勢を誇ったが、同時に非常に評判の良い人物でもあった。イマードゥッディーンはイブン・フバイラの代官として下イラクのワーシトとバスラの行政を任されることになる。 ところが1165年、イブン・フバイラが死去するとムクタフィーの後を継いでいたムスタンジドはイブン・フバイラの部下の多くを逮捕するという挙に出たため、イマードゥッディーンも獄に繋がれることになってしまう。イマードゥッディーンは人を通じて獄中からムスタンジドに頌詩を献上して解放されるところとなったが、イラクには留まらずにシリアのダマスカスへと向かった。
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