アオガエル科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/10/13 18:02 UTC 版)
| アオガエル科 | |||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インドシナトビガエル Rhacophorus kio
|
|||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Rhacophoridae Hoffman, 1932[1] |
|||||||||||||||||||||||||||
| タイプ属 | |||||||||||||||||||||||||||
| Rhacophorus Kuhl & Van Hasselt, 1822[1][2] |
|||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| アオガエル科[2][3] |
アオガエル科（アオガエルか、Rhacophoridae）は、両生綱無尾目に属する科。模式属（タイプ属）はトビガエル属。
分布
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸、南アジアから東南アジア、中華人民共和国、日本[3]
形態
上顎に歯がある[3]。指趾の間には、水かきが発達する種が多い[3]。指趾の先端には吸盤が発達した種が多い[3]。
幼生の肛門は、体の右側に開口する[3]。
分類
分類と和名はオシー(2025)を参考[4]。種数はAmphibian Species of the Worldを参考[1]。日本産属の和名は日本爬虫両棲類学会(2025)に従う[2]。
- カジカガエル亜科 Buergeriinae
- アオガエル亜科 Rhacophorinae
- ケララシロアゴガエル属 Beddomixalus - 1種
- Chirixalus - 6種 (ハイイロモリガエル属から分割)
- ハイイロモリガエル属 Chiromantis - 4種
- ヒメアオガエル属 Feihyla - 15種
- ガーツガエル属 Ghatixalus - 3種
- ホソアオガエル属 Gracixalus - 23種
- アイフィンガーガエル属 Kurixalus - 23種 アイフィンガーガエルなど
- スリムアオガエル属 Leptomantis - 13種
- ハイナンガエル属 Liuixalus - 6種
- ケララアオガエル属 Mercurana - 1種
- オオバナアオガエル属 Nasutixalus - 3種
- インドネシアキガエル属 Nyctixalus - 4種
- コガタキガエル属 Philautus - 52種
- シロアゴガエル属 Polypedates - 25種 シロアゴガエルなど
- ニセコガタキガエル属 Pseudophilautus - 78種
- ラオコガタキガエル属 Raorchestes - 82種
- トビガエル属 Rhacophorus - 49種 - ワラストビガエルなど
- トガリシロアゴガエル属 Taruga - 3種
- ツブハダキガエル属 Theloderma - 30種 - コケガエルなど
- アオガエル属 Zhangixalus - 46種 オキナワアオガエル・シュレーゲルアオガエル・モリアオガエル・ヤエヤマアオガエル・アマミアオガエルなど
生態
樹上棲の種が多いが、水棲の種もいる[3]。
繁殖様式は卵生。多くの種が止水域の周辺に、泡に包まれた卵塊を産む[3]。一方で流水域の水中に産卵したり、卵の中で卵黄を吸収して成長し自由遊泳する幼生期間を経ずに幼体が孵化する（直接発生）する種もいる[3]。
出典
- ^ a b c “Rhacophoridae Hoffman, 1932 (1858) | Amphibian Species of the World”. amphibiansoftheworld.amnh.org. 2025年10月12日閲覧。 “Buergeriinae Channing, 1989 | Amphibian Species of the World”. amphibiansoftheworld.amnh.org. 2025年10月12日閲覧。 “Rhacophorinae Hoffman, 1932 (1858) | Amphibian Species of the World”. amphibiansoftheworld.amnh.org. 2025年10月12日閲覧。
- ^ a b c “日本産爬虫両生類標準和名リスト（2025年4月28日版）”. 日本爬虫両棲類学会 (2025年4月28日). 2025年10月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 松井正文 「アオガエル科」『ネイチャーウォッチングガイドブック 日本のカエル 分類と生活史 全種の生態、卵、オタマジャクシ』、誠文堂新光社、2016年、193頁。
- ^ マーク・オシー、サイモン・マドック、富田京一(日本語版監修)、冨水明(日本語版監修)『カエル大全 FROGS OF THE WORLD』エムピージェー、2025年3月1日、174-177頁。ISBN 978-4-909701-96-1。
関連項目
| 国立図書館 | |
|---|---|
| その他 | |
 |
この項目は、動物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:生き物と自然／プロジェクト:生物）。 |
- アオガエル科のページへのリンク
