アイズヒメアザミとは? わかりやすく解説

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アイズヒメアザミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/12 15:55 UTC 版)

アイズヒメアザミ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: アザミ属 Cirsium
: アイズヒメアザミ C. aidzuense
学名
Cirsium aidzuense Nakai ex Kitam.
和名
アイズヒメアザミ(会津姫薊)

アイズヒメアザミ(会津姫薊、学名 Cirsium aidzuense)はキク科アザミ属多年草。別名、アイヅヒメアザミ

特徴

の高さは1-1.5mになり、茎には毛がある。茎葉は長楕円形で、茎の下方につくの基部は茎を広く抱き、羽状に深裂、ときに全裂するが、茎の上部にいくにしたがって羽状に裂けなくなる。葉の縁のとげは鋭い。頭花がつく上方の葉は茎を抱かず、大きい個体になると茎の上方は多数枝分かれする。

花期は9-10月で、分枝した茎の先、葉腋に上向き、やや上向きに径25mmほどの紫色の頭花をつける。総苞は卵形で径7mmほど、総苞片の先端が少し斜上する。総苞片は粘着しない。花期には根生葉は残っていない。

分布と生育環境

アザミ属は、分布域が比較的広いものと極端に狭い地域固有種がある。アイズヒメアザミの分布域は狭く、福島県会津地方および同地方に接する山形県新潟県群馬県栃木県の一部に分布し、山地の林内、林縁に自生する。

基準産地は福島県会津若松市東山町

保護状態

絶滅危惧IA類(CR)環境省レッドリスト

2007年8月レッドリスト。以前の環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IB類(EN)

ギャラリー

 
直立できず、他の植物に寄りかかっている 
茎の下方の葉の基部は茎を広く抱く 

参考文献

関連項目

外部リンク




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