わたりむつこ
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わたり むつこ(1939年〈昭和14年〉8月8日 - )は、日本の絵本作家、児童文学作家。本名、池田 睦子[1]。
宮城県白石市出身[1]。1962年、東京女子大学文理学部日本文学科を卒業[2]。卒業後は児童文学同人『バオバブ』を結成[1]。1963年に結婚してアラスカに2年居住し[1]、1971年に「アラスカの七つ星」でデビューする[1]。『バオバブ』に連載した長編ファンタジー『はなはなみんみ物語』で、1980年度サンケイ児童出版文化賞を受賞[1]。『もりのおとぶくろ』で2011年度サンケイ児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞[2]。
作品
- 『もりのおとぶくろ』(出久根育絵、のら書店)
- 『もめんのろばさん』(降矢奈々絵、ポプラ社)
- 『こよみともだち』(真島節子絵、福音館書店)
- 『くまたのねんがじょう』(山本祐司絵、童心社)
- 『があこちゃん』(はたこうしろう絵、教育画劇)
- 『ボーボだいすき』(真島節子絵、PHP研究所)
- 『ふゆごもりのひまで』(本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『おつきみパーティー』 (本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『なつのぼうけん』(本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『いちばんすてきなひ』(本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『びっくりおかお』(どいかや絵、ポプラ社)
- 『おめんがぱっ!』(どいかや絵、ポプラ社)
- 『いないいないだあれ』(どいかや絵、ポプラ社)
- 『にゃにゃのまほうのふろしき』(どいかや絵、ポプラ社)
- 『ななのタンスはふしぎがいっぱい』(中村悦子絵、教育画劇)
- 『そらからきたボーボ』(真島節子絵、PHP研究所)
- 『ペペとチッチ』(降矢奈々絵、あかね書房)
- 『そでふりすずめ』(真島節子絵、福音館書店)
- 『ふくねずみすごろくばなし』(真島節子絵、福音館書店)
- 『ゆきこんこまつりの日』(真島節子絵、PHP研究所)
- 『金色の時間』(鹿目佳代子絵、文渓堂)
- 『ゆらは11ばんめ』(田中秀幸絵、学研マーケティング)
- 『まわれ! 青いまほう玉』(スズキコージ絵、あかね書房)
- 『あかいくまくんいいにおい!』(津尾美智子絵、国土社)
- 『じゃんけんぽんでかくれんぼ!』(津尾美智子絵、国土社)
- 『マウスアイランドのなつやすみ』(真島節子絵、PHP研究所)
- 『あかいくまくんこんにちは!』(津尾美智子絵、国土社)
- 『ちゅっちゅっポルカでポポをさがせ』(真島節子絵、PHP研究所)
- 『手のひらカスタネット』(黒岩章人絵、国土社)
- 『どうぶつ山のクリスマス』(久保雅勇絵、童心社)
- 『おさかなぼうやとっぺくん』(真島節子絵、講談社)
- 『てんさらばさらてんさらばさら』(真島節子絵、福音館書店)
- 『げんきさんからのてがみ』(浜田桂子絵、あかね書房)
- 『ようふくぱーてぃひらきます』(わたりむつこ絵、童心社)
- 『月魔法』(高田美苗絵、ケイエス企画〈東京〉、偕成社)
- 『霧に消えた少女』(秋元純子絵、国土社)
- 『ミミナガさんの耳はマジック』(東逸子絵、フレーベル館)
- 『たんじょうのきろく』(本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『いちごばたけのちいさなおばあさん』(中谷千代子絵、福音館書店)
- 『防波堤』(鹿目佳代子絵、小学館)
- 『とっかりこっこのこもりうた』(鹿目佳代子絵、リブリオ出版)
- 『があこちゃんのたんじょうび』(中島潔絵、フレーベル館)
- 『あかやねさん』(斎藤としひろ絵、小学館)
- 『はなはなみんみ物語』(本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『ゆらぎの詩の物語』(本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『よみがえる魔法の物語』(本庄久子絵、リブリオ出版)
- 『ふしぎなエレベーター』(佐々木マキ絵、フレーベル館)
- 『おすましがあこちゃん』(山本かずこ絵、フレーベル館)
- 『空にのぼったクッキーおばさん』(真島節子絵、太平出版社)
- 『くうちゃん』(鹿目佳代子絵、太平出版社)
- 『おくりものをもらったサンタさん』(小太刀克夫絵、太平出版社)
- 『アラスカの七つ星』(依光隆絵、毎日新聞社)
脚注
- ^ a b c d e f 日本児童文学学会 編『児童文学事典』東京書籍、1988年、841頁 。
- ^ a b “わたりむつこさん「はなはなみんみ物語」3部作インタビュー 戦争体験での切実な願いが小人の物語に|好書好日”. 好書好日. 2025年6月4日閲覧。
関連項目
固有名詞の分類
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