よろいどおしとは? わかりやすく解説

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よろい‐どおし〔よろひどほし〕【×鎧通し】

読み方:よろいどおし

戦場組み打ちの際、鎧を通して相手を刺すために用いた分厚くて鋭利な短剣反りがほとんどなく長さ9寸5分(約29センチ)。馬手差(めてざ)し。

鏃(やじり)の一。太く鋭いもの。

鎧通しの画像
鎧通し(2)

鎧通し(よろいどおし)

身幅狭く重ね極端に厚く刃長九寸五分前後という極めて頑丈な造り込み短刀総称組み打ちに際して対敵する武将の鎧の間隙から刺突する用途があるところからこの呼称が遺されている。左腰に太刀或いは大小差している場合には帯間のわずらわしさ避け目的からも多く右手差(めてざし)と称される拵に収められ、右腰に逆差し佩用して瞬時使用に利のあるよう配慮なされていたという。


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