ゆかり ペンスタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:50 UTC 版)
「ゆかり (ふりかけ)」の記事における「ゆかり ペンスタイル」の解説
2014年(平成26年)11月に販売開始した、長さ約14 cm、直径15 mm、ペン先直径3 mmのペン型の容器にゆかりを封入した商品。内容量は6 g。ペンへの充填作業は発売開始当初、工場の空きスペースで従業員が手作業で行っていたが、その後半自動化し、埼玉県坂戸市にある関東工場で行っている。手作業時代は1日100本が限度であったが、半自動化したことで800本作れるようになった。 軽くて持ち運びやすいだけでなく、ふりかけたい位置へ正確に出せることからキャラ弁作りにも使われる。元々は、ふりかけを毎日持ち歩く三島豊社長のために社員が持ち歩きやすい容器を探し、静岡県の茶商が粉末茶を携帯する容器として開発したペン型容器を発見したのが始まりである。三島社長が夜のクラブでペン型容器に入ったゆかりを焼酎にふり入れたところ、店の女性たちの間で「それ欲しい」と話題になったことから商品化に踏み切った。当初は東京・銀座にある広島県のアンテナショップ「TAU -ひろしまブランドショップ-」と北広島町の道の駅舞ロードIC千代田でのみ取り扱っていたが、2015年(平成27年)7月に三島食品の通販サイトでも取り扱いを開始し、同年に各種メディアで取り上げられたことで一気に売り上げが伸び、一時欠品した。ペンスタイルの人気は袋入りのゆかりの売上をも押し上げ、三島食品が過去最高益を計上するほどの効果があった。
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