むなふだ

デジタル大辞泉

むな‐ふだ【棟札】

読み方：むなふだ

棟上げのとき、工事の由緒・年月日・建築者・工匠などを記して、棟木に打ちつける札。むねふだ。

世界宗教用語大事典

むなふだ 【棟札】

ムネフダとも。社寺建築などで、工事の由緒・願主・建築者・年月日などを墨書した頭部が山形の木札で、棟木や梁に打ち付ける。鎌倉時代頃から始まり、室町期以降、国主延命・無病息災などを祈る文字も書いた。棟木に直接書くのを棟木銘という。

神道用語

棟札(むなふだ)

社寺の殿舎造築の上棟祭に造営修復の由来や寄進者以下関係者、工匠等の姓名、起工竣工の年月日等を記し、棟木に打ち付けて後世への記念とする木札。