ほか愛知県で御誓文を刻む記念物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 09:47 UTC 版)
「誓の御柱」の記事における「ほか愛知県で御誓文を刻む記念物」の解説
愛知県では、知多半島の御柱3基のほかに、これと同時期に御誓文を刻んで建立された記念物が幾つも見られる。 愛知県内では御誓文を刻んだ2基の石碑を確認できる。1基はあま市十二所社のもので、銘文に大正十四年四月森山青年会建立とある。もう1基は愛西市大野山町のもので、銘文に大正十二年大野山青年会建立とある。これらの石碑の建立の契機について詳しいことは分かっていないが、後者は大正12年(1923年)建立に間違いなければ、琵琶湖多景島の御柱より早くできた最初の「誓の御柱」であると言えるかもしれない。ただし誓の御柱にある「弥栄」「天晴れ」以下の文言は、これらの石碑で確認できていない。 名古屋市昭和区の鶴舞公園普選壇には御誓文が刻まれている。1925年に普通選挙法が成立し、日本初の普通選挙が実施された1928年にこれを記念して建設された。名古屋新聞社(現中日新聞社)より寄贈された野外劇場である。御誓文はステージ後壁に掲げられている。誓の御柱と違って一枚の青銅板に五箇条を並記している。なお創建時の青銅板は戦争で失われており、現在の青銅板は1968年に復元されたものである。
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