ひがんざくら

デジタル大辞泉

ひがん‐ざくら【彼岸桜】

読み方：ひがんざくら

バラ科の落葉小高木。春の彼岸のころ、葉より先に淡紅色の花を開く。中部地方以西で庭などに植える。こひがんざくら。《季 春》

植物図鑑

ひがんざくら (彼岸桜)

●本州の東北地方から四国・九州に分布しています。野生種はないそうです。「エドヒガン」の近縁で、ほかのサクラより早くお彼岸のころに開花します。花は淡紅色の５弁花で、蕾のときは鮮やかな紅色です。５月から６月ごろ、小さな果実が黒紫色に熟します。別名で「コヒガンザクラ（小彼岸桜）」とも呼ばれます。
●バラ科サクラ属の落葉中高木で、学名は Prunus subhirtella。英名は Rosebud cherry。

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