はす葉氷とは? わかりやすく解説

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はすは‐ごおり〔‐ごほり〕【×蓮葉氷】

読み方:はすはごおり

互いにぶつかりあって、外縁部がめくれあがった氷塊。ほぼ円形直径数十センチから3メートル程度厚さ10センチ。名称は、ハスのように見えることから。


はす葉氷(はすばごおり)pancake ice

海氷初期段階薄い板状軟氷はもろく、うねりにがあると波長半分程の大きさ分割される。氷板は、回転しながらぶつかり合ってその縁がまくれ上がって直径が0.3〜3mのはす()ののような形になる。これをはす葉氷という。

はす葉氷(pancake ice)

互いにぶつかり合って縁がまくれ上がったほぼ円形氷塊直径30cm~3m厚さは約10cmになる。グリース・アイス雪泥スポンジ氷などから弱いうねりで作られたり,氷殻ニラス壊れたり,波やうねりの激しい時は薄い板状軟氷壊れたりしてできる。また,しばしばある深さで,物理的性質異なった水塊間の境界面でできて表面浮いてくることがあり,急速に広い海面を覆う。


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この記事は、気象庁「海洋観測指針」(1999)のデータを基に、(社)日本雪氷学会が気象庁の許諾を得て電子化した「海氷分類の用語集」を転載しております。

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