ねじが使われる言い回し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:09 UTC 版)
ねじが外れてる(抜けてる、足りない) 相手の無知、馬鹿さ加減を表現する言葉。冒頭にはたいてい「頭の」と付く。また、○○本抜けている、と添えて外れているねじの本数で相手の無知さ加減を表現する。 ねじが緩む きちっと締めてあったねじが長年の使用と共に徐々に緩んでくるように、規律が緩んで緊張感なく、ダラけている様子 ねじを巻く この場合のねじは、正しくは「ぜんまい」のねじである。ぜんまいはねじを巻いて動力を得ることから、停滞している状況や、行動・態度がだらしない人や集団を叱咤激励によりふたたび本来の働きに戻すこと。 逆ねじを食らわす さかねじと読む。討論などの場で、異論や非難・抗議する相手に対し、逆に非難し逆襲をすること。 ねじが馬鹿になる 過度の締付トルクで力任せにねじを締め込み過ぎ、めねじを破損した状態。ねじ穴が馬鹿になる、ねじ山が馬鹿になる、とも表現される。ねじ切れてしまったとも表現される。こうなってしまうと、いくらねじを締めても、いつまでもクルクルねじが回り締め付けることはできない。修理はほぼできないので、対応策としては1サイズ大きなタップを切り直すしかない。ねじ頭のドライバーをあてるみぞ部分を壊してしまうことは「ねじをなめる」と表現する場合がある。
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