遠山プラン(とおやまぷらん)
国際競争力のある大学づくりの一環として大学の活性化を目指した「国立大学の構造改革の方針」を指す。遠山敦子・文部科学大臣の名前を取って「遠山プラン」と呼ばれている。
1. | 国立大学の再編・統合を大胆に進める |
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2. | 国立大学に民間的発想の経営手法を導入する |
3. | 大学に第三者評価による競争原理を導入する |
単科大学を他大学と統合するなど、大学の再編を進めることによって、現在99ある国立大学の大幅な削減を目指す。例えば、山梨大学と山梨医科大学、筑波大学と図書館情報大学などで具体的な検討が始まっている。
また、国の機関が次々に独立行政法人化しているなかで、国立大学も新しい「国立大学法人」として早期に移行することを目指す。
さらに、トップ30校に重点的な予算の配分を行って、世界最高水準の教育研究環境を整備するといった構想も遠山プランの目玉。すでに来年度予算の概算要求にも盛り込まれ、2002年1月にも大学の選定作業に入るところだ。
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(2001.09.25更新)
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