データ収集
計算をすれば星座の動きを予測することができる。計算をすれば核融合炉心プラズマの振る舞いを予測できそうであるが、計算で予測できる範囲は有限である。その範囲内で最適な実験装置を製作し、実験結果の解析結果に基づいて新しい理論式を考案する。それを繰り返すことにより、核融合炉を実現することができる。そのためには、実験結果を数値データの形で収集し、計算機による解析結果を従来の理論と比較することにより、新しい理論式を考案する。その数値データは解析に必要な精度・スピード・個数で収集する必要があり、世界中のどこからでも閲覧することができ、実験中でも実験後でもいつでも解析・表示できる必要がある。ホームページに代表される通信ネットワークの開発により、ITERの国際共同実験研究が世界中のどこからでも、24時間中いつでも可能となる。
- でーたしゅうしゅうのページへのリンク