つぎ‐の‐ないかく【次の内閣】
次の内閣(つぎのないかく)(next cabinet)
円滑な政権交代と政権担当能力をアピールするために民主党内で組織された政策立案機構のこと。正規の内閣と同様に複数の「大臣」を配置し、それぞれの政策課題について対案を検討している。
政権交代の多いイギリスにおいて野党が組織する「影の内閣(シャドー・キャビネット)」をまねて導入した。いつでも政権を担当できるように、それぞれの担当大臣が中心となって政策を立案しておく。現実に政権を取ったとき、「次の首相」である民主党代表が首相に就任するほか、それぞれの「次の大臣」が正規の大臣に指名される。
民主党は13日に開かれる臨時党大会で、岡田克也代表の下では2番目となる「次の内閣」を発足させる。今月中に予定されている小泉内閣の改造に合わせ、政権担当能力をアピールするのが大きな狙い。
(2004.09.13掲載)
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