羽根谷砂防堰堤(第一堰堤)
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文化財としての特徴 | オランダ人水理工師デ・レーケが、「川を治めるには山をまず治める」という理念のもとに、禿げ山の山腹工、植栽、土留めの巨石積堰堤の築造などを指導した施設のひとつ。巨石積堰堤の規模は、高さ12m、提長52mで、人頭大から等身大の切出し石を空積みで仕上げている。明治初期の空石積砂防堰堤としては、最大級の規模を誇り、現在も大きな狂いがないことに、当時の技術水準の高さがうかがえる。なお、この堰堤の右岸袖近くに石碑があり、明治20年4月1日着工と刻まれている。 |
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