その他の欧州旗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 16:25 UTC 版)
欧州評議会以外に、ヨーロッパの他の国家間組織も「ヨーロッパを代表する旗」を制定していたが、最初にそうした旗を制定した大きな組織は1952年に設立された欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)であった。ECSCは1958年のブリュッセル万博でECSCの旗を公開した。 この旗は上半分が青、下半分が黒になっており、それぞれ3つの星が横に並んでいた。青は鉄を、黒は石炭を表し、6つの星はECSCを構成する6カ国を表していた。2002年にECSC条約が失効すると、この旗は欧州旗に置き換えられた。 欧州議会も独自の旗を制定していた。欧州旗にならって青と黄色の色を使っていたが、12個の星の代わりに、青地の中央に黄色で「欧州議会」の頭文字である「EP」(英語)と「PE」(フランス語)が上下に並べて書かれ、その周りは円形の花輪で囲まれていた。 ?欧州石炭鉄鋼共同体が使用していた旗(星が6個のバージョン、1958年から1973年まで) ?欧州石炭鉄鋼共同体が使用していた旗(星が9個のバージョン、1973年から1981年まで) ?欧州石炭鉄鋼共同体が使用していた旗(星が10個のバージョン、1981年から1986年まで) ?欧州石炭鉄鋼共同体が使用していた旗(星が12個のバージョン、1986年から2002年まで) ?欧州議会の以前の旗
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