せんく

デジタル大辞泉

せん‐く【先駆】

読み方：せんく

［名］(スル)

１ 他に先がけて物事をすること。また、その人。さきがけ。「—をなす」

「雑誌の方も—して荊棘(けいきょく)をひらいたのが」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉

２ 「前駆(ぜんく)1」に同じ。

せん‐く【千句】

読み方：せんく

１ 千の語句。転じて、多くの言葉。「—を費やしてもなお言い尽くせない」「—一言」

２ 連歌や俳諧で、百韻を十巻(とまき)、すなわち千の句を続けて詠んだもの。千句全般にわたって指し合い・去り嫌いの規定が適用される。→十百韻(とっぴゃくいん)

せん‐く【千苦】

読み方：せんく

多くの苦しみ。「—万労(ばんろう)」

せん‐く【選句】

読み方：せんく

［名］(スル)多くの俳句や川柳の中からすぐれた句を選び出すこと。また、選び出された句。「投稿を—する」