すもう怪獣 ジヒビキラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 02:52 UTC 版)
「ウルトラマン80の登場怪獣」の記事における「すもう怪獣 ジヒビキラン」の解説
第40話「山からすもう小僧がやって来た」に登場。 足柄山の秘境に棲むと言われる相撲の神様すもう小僧が怪獣に変身した姿。すもう小僧の外見は小学3年生ぐらいの太った男の子で金太郎のような姿をしている。腕白な性格だが純真な心を持ち、人懐っこい面があり食べ物には目がない。すもう小僧はいつもは寝てばかりいるが、目を覚ますと相撲をとってくれるため子供たちの人気者で、相撲さえとっていればいつも機嫌がよいが、一度怒ると手の付けられない凶暴な怪獣ジヒビキランに変身する。百番相撲をとると満足し、10年でも20年でも寝るらしい。オオヤマキャップの話によると、昔々、相撲好きな木こりの息子がいて、村祭りの相撲大会に飛び入りしては賞品を独り占めしていたため、村人たちに疎まれて谷底に突き落とされて怪獣になったという。久しぶりに目を覚まして、大学の相撲部やOBのセラ、UGMの隊員たちを軽く投げ飛ばすが、泥棒2人組に騙されて金儲けに利用される。泥棒に入った家の塀の電流に怒ってジヒビキランに変身する。変身後は凶暴な性格になり暴れるが、80に百番目の相撲を挑まれてこれを受け、敗れはするものの百番相撲をとり終えて満足し、すもう小僧の姿に戻ってUGMや子供たちに見守られながら足柄秘境へ帰っていく。 人間体(すもう小僧):田辺潤 デザインは山口修が担当した。終盤から登場する怪獣は子供向けのかわいいデザインにするという要求があったため、コミカルなテイストの怪獣が登場するようになり、山口は筋肉の表現などはフランク・フラゼッタの画集を参考にしたという。
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