種【しゅ】
生物分類の基本単位。(単複同形species 単数の略はsp.複数の略はspp.)
◇「種」の定義
◇ラン科植物の「種」
①ラン科植物の場合、「種」と言わずに「原種」と言うのが一般的である。
②ラン科植物の野生種(原種)には25,000~30,000の「種」があると推定されている。
③キク科(20,000種以上)と並ぶ双璧の科と言える。
④ラン科の種は、種子植物(約25万種)全体の約10分の1を占める。
◇「種」の定義
形態種 morphospecies | その「種」特有の形態的特徴を備えていて、他の「種」とはっきり区別できる同じ形質を持つ個体群。 ①リンネ種(Linneon) =個体間の類似性に重点を置く考え。特に花(生殖器)を主体に分類する。 ②ジョルダン種(Jordan)=個体間の相違点に重点を置く考え。 |
生物学的種 biological species | ①生殖能力があって(種間雑種が可能であって)、その形質が子孫に遺伝する(稔性を持つ)。 ②自然界に一定の分布域を持っている。 |
◇ラン科植物の「種」
①ラン科植物の場合、「種」と言わずに「原種」と言うのが一般的である。
②ラン科植物の野生種(原種)には25,000~30,000の「種」があると推定されている。
③キク科(20,000種以上)と並ぶ双璧の科と言える。
④ラン科の種は、種子植物(約25万種)全体の約10分の1を占める。
- >> 「しゅ」を含む用語の索引
- しゅのページへのリンク