サボン‐そう〔‐サウ〕【サボン草】
さぼんそう (さぼん草)







●ヨーロッパに広く分布しています。草原や道端、河岸などに生え、高さは1メートルほどになります。わが国へは明治時代の初めに渡来しました。今では一部で野生化しています。7月から9月ごろ、白色または淡紅色の花を咲かせます。葉や茎、根には石けんの成分であるサポニンが含まれるため、30分以上煮だすと石鹸液ができます。ただし根は有毒なので注意が必要です。和名の「さぼん」はシャボンが訛ったもの。
●ナデシコ科サボンソウ属の多年草で、学名は Saponaria officinalis。英名は Soapwort。
オオヤマフスマ: | 大山衾 |
カスミソウ: | ギプソフィラ・レペンス 霞草 |
サボンソウ: | さぼん草 サポナリア・プミリオ |
センノウ: | アメリカ仙翁 リクニス・フロスククリ |
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