こぶんしんぽうとは? わかりやすく解説

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こぶんしんぽう【古文真宝】

読み方:こぶんしんぽう

【一】中国詩文集。前後2集各10巻。元の黄堅の編という。漢から宋代までの代表的詩文集めたもの。前集は詩を詩型分け後集文章文体分けている。江戸時代初学者教材として広く読まれた。

【二】[名・形動ナリまじめくさって堅苦しいこと。しかつめらしいこと。また、そのさま。

「常は—にかまへし男も、釣り髭に様はかへながら」〈浮・伝来記・四〉


古文真宝

読み方:こぶんしんぽう

  1. 堅くるしくむつかしき喩。延喜式エンギシキ)ともいふ。〔風流源氏下心嬉しく思ひながら、親の心を憚りて、さすがになれなれしくも、物言ひかはすとなく-にかまへて。〔卜養狂歌集もとよりだては、しらまことにかたき-を。〔武道伝来記〕四、隈なき月に夜もすがら大踊余念なく眺めし時、常は-に構へし男も釣髭に様かへながら、それと知られてをかし。
  2. 堅くるしくむつかしい人のことをいふ。延喜式と同じ。
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