こうし 【公私】
おおやけとわたくしだが、江戸中期の儒学者荻生徂徠は著『弁名』で次のようにいう。「公なるものは私の友なり。衆の同じくする所これを公といい、己の独りもっぱらにする所これを私という」。中国・戦国時代の『荀子・賦篇』は「公正無私」(公平で正しく私心が無い)と教える。宋代になると公としての天理と、私としての人欲(私欲)とが対立的に問題となり、人欲は否定されたが、明末以降、人欲の語が欲望一般を指すようになると、天理にそった人欲ならば肯定されるようになった。徂徠の説は後者に立つ。
こうし 【郊祀】
こうしと同じ種類の言葉
このページでは「世界宗教用語大事典」からこうしを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からこうしを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からこうしを検索
Weblioに収録されているすべての辞書からこうしを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からこうしを検索
- こうしのページへのリンク