こうがい板
「かき板」あるいは「手板」とも呼ばれ、部分的な地ならし、低木類の植栽、石組、飛石、延段・敷石の施工、敷砂などを行なう際に、以下のような作業に使う台形の板片。 ●土や砂を叩いたり、土粒をつぶしたり、均したりなどの仕上げ作業。 特に景石や飛石の周囲の地際をきれいに仕上げることができる。 ●景石や飛石の周囲の土を突き込んだり、ほじくったりする作業。 ●施工物の簡単な位置を地面に描く。 など、さまざまな作業に使用できる。非常に幅広く使え、造園の仕事には欠かすことのできない基本的な道具である。 なお、こうがい板は普通、手製でつくるものであり、そのつくり方は以下のような手順で行う。 ①長さ25~30cm、幅10cm、厚さ1cmくらいの長方形の板片を用意する。 ②板片の片側の端を斜めに切り落とす。先端の角度は30~45度ほどが適当。 ③斜めに切り落とした辺と、台形の長い方の辺を、斜めに削って刃のような状態にする。
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