擬色
別名:偽色
【英】false color
擬色とは、デジタルカメラで撮影した画像に生じることがある、撮影対象には存在しないはずの色のことである。
デジタルカメラに用いられるCCDイメージセンサーやCMOSイメージセンサーは、色そのものを識別することはできないため、カラーフィルタにより光の三原色を色分解して取り出している。カラーフィルタが色を取り出す際に、誤った色として認識してしまい、その結果、画像のハイライト部分や色の境目にモアレとして擬色が生じることが多い。
擬色の発生を抑える方法としては、ローパスフィルタを用いて、イメージセンサーに入ってくる光のうち不要な周波数成分をカットする方法がある。
偽色
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