かいせつげんかいとは? わかりやすく解説

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かいせつ‐げんかい〔クワイセツ‐〕【回折限界】

読み方:かいせつげんかい

望遠鏡顕微鏡などの光学系における、光の回折により制限される解像力または分解能理論的限界望遠鏡場合角度分解能波長λ、口径Dとすると、1.2λ/Dラジアン程度顕微鏡場合空間分解能波長λの半分程度となる。


回折限界

読み方:かいせつげんかい
【英】diffraction limited lens

回折限界とは、光が波の性質をもつために、その波長より小さスケールを扱うことができないという限界のことである。「回折」とは、光の波が物体後ろのような一見到達不可能であるよう思われる領域まで回り込んで伝わってゆく現象を指す。

例えば、光をレンズ集光させて光スポット作る際、どこまで小さくスポット絞れるかについては光の波長レンズ開口数決定され、あるサイズ限界としてそれ以上小さく絞ることはできない同じく顕微鏡などの分解能は、光の波長対物レンズ開口数決定される

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