おサイフケータイとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:37 UTC 版)
「Google Pay」の記事における「おサイフケータイとの関係」の解説
「おサイフケータイ」も参照 日本に於いては、Google Payの源流の一つであるAndroid Payが開始される前から、フェリカネットワークスが提供するおサイフケータイによって決済(電子決済)サービスが提供されていた。おサイフケータイは、2010年にKDDI及び沖縄セルラー電話がIS03(シャープ製)を発売するのに合わせてフィーチャーフォンからAndroidに移植された。一方、Googleは2016年に日本に於いてAndroid Payを開始した(2018年に現在の名称に変更)。 この結果、日本ではAndroidに於いておサイフケータイとGoogle Payの2つのウォレットアプリが並存する事となった。この状況を解消する為、ジェーシービー(JCB)はおサイフケータイでのQUICPayを終了し、三井住友カードはおサイフケータイでのiDの新規の申込受付を終了するなど、各社がGoogle Payに一本化する動きを見せる一方、これらのサービスはGoogle Payで利用する場合であってもおサイフケータイのインストールを必要とするなど、アプリそのものは密接に関係している。 なお、Google Payの楽天Edyとおサイフケータイの楽天Edy、Google Payのnanacoとおサイフケータイのnanacoモバイル、Google PayのWAONとおサイフケータイのモバイルWAON、Google PayのSuicaとおサイフケータイのモバイルSuicaはそれぞれ仕様が異なる為、利用したい機能がGoogle Payに対応していない場合はおサイフケータイの利用や併用を視野に入れる必要がある。
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