【HQ-9】(えいちきゅうきゅう)
中国が開発した初の国産長距離地対空ミサイル。
紅旗9やFT-2000とも呼ばれる。
蘭州級駆逐艦のVLSには艦船発射型の海紅旗-9(HHQ-9)が搭載されているが性能は陸上発射型とほぼ同じである。
当初はアメリカのパトリオットを参考にして開発されていたが、後に、ロシアから購入したS-300P(SA-N-6 Grumble)のミサイル、ランチャー、誘導システムなどを参考にして大きな設計変更が行われたと言われている。
スペックデータ
全長:6.8m
発射重量:1,300kg
実用高度:25~30,000m
射程距離:6~120km
速度:マッハ4.2
弾頭重量:180kg
推進方式:固体推進ロケットモーター
誘導方式:慣性誘導+TVM誘導+セミアクティブレーダー誘導(終末)
バリエーション
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