うすば‐さいしん【薄葉細辛】
うすばさいしん (薄葉細辛)



●わが国の本州から四国・九州、それに中国の東部に分布しています。山地の湿った林床に生え、高さは10~15センチになります。葉は心形で対生し、長い葉柄がつきます。3月から5月ごろ、葉の間から短い花柄をだし、黒褐色の花を咲かせます。萼筒のなかには、6個の雌しべと12個の雄しべがあります。根には辛みがあり、漢方では細辛(さいしん)と呼んで、鎮痛や鎮咳、去痰、利尿剤に用いられます。
●ウマノスズクサ科ウスバサイシン属の多年草で、学名は Asiasarum sieboldii (Asarum sieboldii)。英名はありません。
ウスバサイシン: | 薄葉細辛 |
ウマノスズクサ: | アリストロキア・エレガンス アリストロキア・ギガンテア アリストロキア・グランディフローラ アリストロキア・トリカウダタ アリストロキア・ブラジリエンシス |
カンアオイ: | 姫寒葵 |
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