あかしで (赤四手)
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。山野の河岸などの湿ったところに生え、高さは15メートルほどになります。樹皮は暗灰色で皮目が多く、老木では筋状のくぼみが目立ちます。葉は卵形から卵状楕円形で互生し、縁には不揃いの重鋸歯があります。雌雄同株で、4月から5月ごろ、葉の展開と同時に枝の先端に雌花序を上向きにつけ、雄花序は下垂します。果実は堅果で、果穂となって下垂します。葉は秋に橙色から赤色に紅葉しますが、林内に生えるものでは赤くならないこともあります。
●カバノキ科クマシデ属の落葉高木で、学名は Carpinus laxiflora。英名は Red-leaved hornbeam。
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