『Get In Touch With Yourself』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 20:17 UTC 版)
「スウィング・アウト・シスター」の記事における「『Get In Touch With Yourself』」の解説
彼らが模索するレトロ的な音楽観は、1992年5月に発売された3枚目のアルバム『ゲット・イン・タッチ・ウィズ・ユアセルフ』のサウンドやイメージの中に顕著に浮かび上がりつつも、上手く融合させることに成功した。全体を通して強いダンスミュージックのテンポで彩りつつも、収録曲の多くは、例えばダスティ・スプリングフィールドの曲を軽やかなアレンジでカバーした「セイム・ガール」(Am I The Same Girl? )のように、1960年代から70年代のジャズやポップス、ソウルミュージックやファンクなどの影響を受けている。この傾向は以後のアルバムにも強く見られる。70年代のソウルミュージックやモダンポップ調を上手く取り入れているタイトルトラックの「ゲット・イン・タッチ・ウィズ・ユアセルフ」(Get In Touch With Yourself)はスムーズ・ジャズやアダルト・コンテンポラリーのラジオプログラムで頻繁に紹介された。 この頃、ドリュリーはそれまで彼女のトレードマークと言えるボブカットから、アルバムのテーマに則す形で髪を伸ばし始めた。 1993年には初のライブアルバム『ベスト・ヒッツ・ライヴ』(Live at the Jazz Café)を発表した。
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