『金烏玉兎集』とは? わかりやすく解説

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『金烏玉兎集』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 14:27 UTC 版)

道摩法師」の記事における「『金烏玉兎集』」の解説

晴明朝臣入唐伝 詳細は「三国相伝陰陽輨轄簠簋内伝金烏玉兎集#晴明朝臣入唐伝」を参照 晴明幼少の折、道満上京し晴明内裏争い負けた方が弟子になるという呪術勝負持ちかけたことにより、帝は大柑子(みかん)を15入れた長持占術当事者である両名には見せず持ち出させ「中に何が入っているかを占え」とのお題与えた。早速、道満長持中身予測し「大柑子15」と答えたが、晴明加持の上冷静に「鼠が15匹」と答えた観客であった大臣公卿らは安倍晴明当てられなかったと落胆したが、長持開けてみると、中からは鼠が15出てきて四方八方走り回ったこの後約束通り道満は晴明弟子となったと言われているという。 遣唐使として派遣され唐の伯道上人のもとで修行をしていた晴明留守中に晴明の妻とねんごろになり不義密通始めていた道満が、晴明の唐からの帰国後に伯道上人から授かった書を盗み見て身につけた呪術晴明との命を賭けた対決勝利して晴明殺害し第六感晴明の死を悟った道上人が急遽来日して呪術晴明蘇生させ道満斬首その後晴明は書を発展させた。

※この「『金烏玉兎集』」の解説は、「道摩法師」の解説の一部です。
「『金烏玉兎集』」を含む「道摩法師」の記事については、「道摩法師」の概要を参照ください。

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