『新語』の歴史とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 『新語』の歴史の意味・解説 

『新語』の歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 04:40 UTC 版)

新語」の記事における「『新語』の歴史」の解説

上のエピソードは、それから約100年後に司馬遷がまとめた『史記』によって知られる司馬遷(あるいは父の司馬談)は、『新語』を読んでまことに当世弁士である」という感想記した後漢著された『漢書』芸文志は、前漢末に存在した書物図書目録であり、そこには陸賈楚漢春秋』という歴史書、「陸賈賦」という賦、そして「陸賈23篇」という儒家属す本の3つ載っている。『新語』は見えないが、23篇の中に新語12篇が含まれていると推定する説が有力である。 宋代王応麟は、『玉海』で、漢の陸賈の『新語』で「今、世に存するのは道基・術事・輔政・無為・資賢・至徳・懐慮のあわせて7編」と記した。今の本に資質とあるところが、この言では資賢となっている。 それが明代には12完備した版本になり、現代まで伝わる。弘治本、范氏天一閣本、漢魏叢書本の似通った3本と、それとやや異なる子彙本がある。四部叢刊四部備要弘治本を収める。王応見たのと別に完本があったのかもしれない。7篇残っていたのを一部分割して12篇にしたのではないかという説もある。

※この「『新語』の歴史」の解説は、「新語」の解説の一部です。
「『新語』の歴史」を含む「新語」の記事については、「新語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「『新語』の歴史」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「『新語』の歴史」の関連用語

1
6% |||||

『新語』の歴史のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



『新語』の歴史のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの新語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS