『北条幻庵覚書』に見る屋形号の逸話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 20:01 UTC 版)
「屋形」の記事における「『北条幻庵覚書』に見る屋形号の逸話」の解説
戦国大名北条氏康の娘が、足利将軍家の一門で吉良頼康の養子吉良氏朝に嫁すことになった際、氏康の叔父にあたる北条幻庵は氏康の娘に、後に「北条幻庵覚書」と称されるようになる書状をしたため、吉良家の家風や格式に関わること、吉良家の正室としての日常の作法やたしなみなどを24箇条に書き記し、細かく教え授けた。とくに舅の頼康は「おやかた様」、姑は「御たいほう」、夫は「上様」と尊称するように説いたとされる。
※この「『北条幻庵覚書』に見る屋形号の逸話」の解説は、「屋形」の解説の一部です。
「『北条幻庵覚書』に見る屋形号の逸話」を含む「屋形」の記事については、「屋形」の概要を参照ください。
- 『北条幻庵覚書』に見る屋形号の逸話のページへのリンク