『世界大百科事典』の編纂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 04:24 UTC 版)
「加藤周一」の記事における「『世界大百科事典』の編纂」の解説
1960年の安保闘争においては、改定反対の立場から積極的に発言した。1960年秋、カナダのブリティッシュコロンビア大学に招聘され、日本の古典の講義をおこなった。これは1975年に『日本文学史序説』としてまとめられている。以後、国内外の大学で教鞭をとりながら執筆活動を続け、とりわけ『読書術』や『羊の歌』などが話題を呼んだ。また、1984年版『大百科事典』(平凡社)の編集長をつとめ、これをもとにした1988年版『世界大百科事典』の編集長をもつとめ、その「富岡鉄斎」「日本」「日本文学」「林達夫」「批評」の項目を執筆した。1979年より「朝日新聞」夕刊に「山中人閒話」を連載、1984年に「夕陽妄語」と改題して2008年7月まで連載していた。1988年から1996年の間、東京都立中央図書館長も務めた。
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