『バイオマン』降板から引退の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 18:06 UTC 版)
「矢島由紀」の記事における「『バイオマン』降板から引退の経緯」の解説
矢島は第7 - 9話分のアフレコを前に突然番組を降板。同番組プロデューサー・鈴木武幸は撮影済みの映像と脚本をチェックした結果、第10話で矢島演じる小泉ミカ / イエローフォーは変身後の姿(イエローフォーの姿)のみの登場となり同話で「戦死」する形に脚本を修正。ラストシーンでも採石場にてスーツ状態のまま弔いが行われるというショッキングなかたちとなった。当時はオールアフレコだったため、鈴木は矢島の声に似た声優をマネージャーから紹介してもらい、第7話から第10話では声優の田中真弓が矢島の代役としてミカ(イエローフォー)の声を吹き替えした(ノンクレジット扱い)。第11話以降は急遽「2代目イエローフォー」が登場し、番組は継続することになる。 通常、役者不在における降板劇はその数話前から何らかの事情で出られなくなり、そのまま降板に流れるケースが多いが、矢島の件は第9話「人を消すなわ跳び」まで確実に出演していたにもかかわらず、翌週で不在・降板というあまりにも突発的なケースだった。その後、矢島は消息を絶っており、公式な形での事情は明らかになっていない。 鈴木武幸は矢島の失踪で現場が混乱したことから、「一言で良いから謝罪して欲しかった」と述べている。 2013年1月10日放送の『有田とマツコと男と女』(TBS)において、太田貴彦と牧野が「約10年前におなべとなり、千葉で働いているのを見かけた」と証言している。
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