『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』のガバラ
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ガマガエルが核爆発の影響を受けて巨大化した怪獣。性格は意地悪で、弱い者いじめを好む。名称は、一郎をいじめるガキ大将・三公のあだ名と同じ。格闘戦の際に角が発光することで発電し、両手から流す高圧電流を武器としている。設定では毒液(粘液)も武器とする。 ゴジラには敵わないため、その腹いせにいつもミニラをいじめている。ゴジラの教育を受けたミニラに戦いを挑み、一郎とミニラの作戦によって敗北した直後にゴジラへ不意打ちを仕掛けるが、背負い投げを受けて退散する。 スーツアクターは覚幸泰彦。これが初の着ぐるみ怪獣役となる。 デザイン・頭部造形は利光貞三、胴体は八木寛寿、八木康栄による。頭の角の形状は、同じ利光によるキングギドラと共通している。口はラジコンで開閉可能となっており、撮影現場の見学に訪れた一郎役の矢崎知紀がこれを操作している様子が写真に残っている。初期のスチールでは脇腹にイボがなく、首の向きも修正されている。造形物は『行け! グリーンマン』にも流用されている。 当初名前はゲバラ(GEBARA)だったが、同年に映画『ゲバラ!』が公開されたことを受けて変更された。書籍『東宝特撮映画大全集』では、チェ・ゲバラだけでなく当時の流行語であったゲバルトにも由来するものと推測している。
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