『アンネのバラ』との関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 05:58 UTC 版)
「杉並区立高井戸中学校」の記事における「『アンネのバラ』との関わり」の解説
1974年に『アンネの日記』を教材として、教諭の指導により国語の授業で生徒たちがアンネ・フランクへの手紙を書き、それを文集にまとめて父のオットー・フランクへ送った。 アンネのバラを平和のシンボルとして植えたいとの生徒の想いに感動したオットーはスイスからバラを送ると約束し、1976年3月24日に日本に届いたバラは都立農業試験所で3ヶ月育てられ、アンネの誕生日である6月12日に学校に運ばれた。 バラは生徒たちによる「アンネのバラ委員会」が水やりなど日頃の世話を行い保護者と地域住民による「アンネのバラ・サポーターズ」は生徒たちの手には負えない作業で協力する。 2014年の一般公開には1277人が訪れた。中学で育ったバラは北海道から九州までの学校や施設にも送られ、各地で可憐な花を咲かせている。
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