「触らないで下さいよ!」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 19:23 UTC 版)
「田中眞紀子」の記事における「「触らないで下さいよ!」」の解説
2001年7月に、群馬県で参議院選挙に立候補した吉川真由美を応援するための演説をするはずであったが、田中が応援演説の予定の午後4時よりも1時間以上前に群馬県庁前に到着し、応援すべき候補者が来るのを待たずに勝手に演説を始めた。このため吉川は別の場所で演説していたが、これを中断して群馬県庁前へ急行、田中と一緒に演説を始めた。田中は「これから新潟に行って外務省の用事があるもんですから、あと4分だけで終わりにしますが、候補者、どの人か知りません。駅についてチラシをもらうまで男か女かも知りませんでした。名誉のため、市議や県議をやったから国会に行ってみようとか、政治家の娘だから国会に行ってみようというのは税金の無駄遣いなんです。」と駅前で演説した(吉川は元群馬県議会議員であり、元衆議院議員熊川次男の娘。「政治家の娘」云々は群馬県を選挙区とする小渕優子のことかと思われるが、もちろん田中自身も政治家の娘である)。吉川が田中の批判的な発言をなだめるために、にこやかに「そんなぁ」と言いながら、田中の肩へ手を回したが、田中は「この候補者、なんておっしゃるんですか。知らないから触らないでください。知らない人に触られたくありません。では地元に用事がありますし、外務省に用事がありますのでこの辺で失礼します」と駅前の大衆に向かって演説した後、すぐに帰った。報道によれば外務省での公用などなく、地元の用事とは、新潟でのクラシックコンサートを見ることだったとされている。田中眞紀子の事務所には、事前に吉川についての資料が送られていた。結局吉川は落選した。田中は党紀委員会にかけられたが、小泉首相側はこれを擁護した[要出典]。
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