「置塩の定理」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:32 UTC 版)
1961年に発表された論文“Technical Change and the Rate of Profit” は、有名な「置塩の定理」を提示したものである。この定理は、現行価格のもとで費用を削減するイノベーションの結果、新たに成立する均等利潤率は以前よりも低下することはないことを示したもので、マルクス経済学の主要な命題である「利潤率の傾向的低下の法則」を否定していることから、世界規模での論争を呼んだ。このため「マルクスの基本定理」の証明よりむしろ、「置塩の定理」の方が世界的によく知られている。
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