「歓喜の歌」の演奏
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「1998年長野オリンピックの開会式」の記事における「「歓喜の歌」の演奏」の解説
開会式のクライマックスは、長野県県民文化会館でのオーケストラとソリストに開会式会場にいた長野合唱連盟の2000人の合唱団と世界5大陸(北京、ベルリン、ケープタウン、ニューヨーク・シドニー)の合唱団が加わった衛星同時中継によるベートーベン作曲の交響曲第9番「合唱付き」第4楽章の演奏・合唱であった。指揮は小澤征爾、演奏は開会式のために世界中から特別に編成された「長野 冬のオーケストラ」、ソリストは小澤によって選ばれた「21世紀のスター」8人、演奏中にステージ上で披露するバレエはローザンヌ国際バレエコンクールの受賞者を中心に、世界から集めた81人のバレリーナによって行われた。この合唱は会場の観客や選手を含む全員が参加し行われるというオリンピック史上初の試みであった。 さらに演奏終了に合わせて航空自衛隊のブルーインパルスが開会式会場上空で五色のレベルオープナー展示飛行を行い、2時間に及ぶ開会式は終了した。
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