「四角軒」説とは? わかりやすく解説

「四角軒」説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 02:50 UTC 版)

カクテル」の記事における「「四角軒」説」の解説

「ベッチー・フラナガン(ベッツィー・フラグナンとも、Betsy Flanagan)」説や「雄鶏」説などとも呼ばれているが、いずれにしても四角軒」という名のバー舞台であることから、「四角軒」説として記述するアメリカ独立戦争の折、ニューヨークの北にイギリスの植民地があった。町の名はエムスフォードといった。戦争で、騎兵隊であった夫を亡くしたベッチー・フラナガンが、この町で「四角軒」というバー経営していた。彼女は独立派側に与しており、独立軍オリジナルのミクスト・ドリンクを振舞っていた。あるとき、彼女は反独立派側に属す人間屋敷忍び込み立派な尻尾を持つ雄鶏盗み出す盗んだ雄鶏ローストチキンに、その尻尾酒壺飾られた。その夜も、独立軍兵士達四角軒で、ローストチキンをつまみに酒を飲んでいた。ある将校おかわりをしようとし、酒壺飾られ雄鶏尻尾気付く。「ずいぶん立派な雄鶏尻尾じゃないか。一体どこから手に入れたんだ?」すると彼女はこう答えた。「失敬したのよ。イギリス男の家からね」。自分たちが口にしていたローストチキン正体知った兵士達は、高らかに叫んだ。「Viva cock's tail!(コックテール、歳!)」。以来四角軒で振舞われるミクスト・ドリンクには「コックテール」の名が与えられ、その名が広まっていった。

※この「「四角軒」説」の解説は、「カクテル」の解説の一部です。
「「四角軒」説」を含む「カクテル」の記事については、「カクテル」の概要を参照ください。

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