「商法企業法論」について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 04:27 UTC 版)
「西原寛一」の記事における「「商法企業法論」について」の解説
商法企業法論とは、実質的意義の商法を、企業に特有の生活関係を対象とする私法と考え、体系化する立場。 京城帝国大学赴任当時、実質的意義の商法をどう定義するかに関しては師である田中耕太郎博士が提唱した商的色彩論が通説であった。西原はスイス留学時代に知遇を得たバーゼル大学教授・カール・ヴィーラントの影響を受け、「商法企業法論」を発表。これによって商的色彩論を克服した。 商法企業法論は現在日本商法学における圧倒的通説(定説)となっている。
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