「別れの理由」編(2巻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 01:31 UTC 版)
「不能犯 (漫画)」の記事における「「別れの理由」編(2巻)」の解説
葉月(はづき) 宇相吹行きつけのカフェの店員。最近借金までして入れ込んでたホストに別れを切り出され、恨んでいたところ宇相吹が殺し屋であることを知ってリョウの殺害を依頼する。リョウの死を知った後、「リュウが手渡していたお金は元を辿れば自分のもの」と考えて、お金を渡していた子供の母親の元へお金を回収するために宇相吹のマインドコントロールで本物と錯覚したオモチャのナイフを手に乗り込んでいくが、そこで待ち受けていた宇相吹から真実を知らされ、最後は子供の母親の手で『正当防衛』として撲殺される顛末を迎えた。 ちなみに宇相吹が彼女の務めるカフェの行きつけになったのはこの依頼の為であり、去り際に店で食べていたケーキを「毎日通うのが苦痛だった」くらいに不味いと酷評していた。 リョウ 葉月が入れ込んでいたホスト。葉月に突然別れを切り出し店を辞めて、身に付けていた服やアクセサリーを売り飛ばしてコンビニでアルバイトをしている。宇相吹のマインドコントロールで車に轢かれたと思い込んだまま死んだ。 子供の母親 一人息子をリョウが運転する車にひき逃げされた母親。店を辞めたリョウは彼女と会っておりお金を渡していたが、それは事件を表ざたにしないでほしいという身勝手なもの。宇相吹の本当の依頼人であり、リュウが渡してきたお金を奪還しようと乗り込んできた葉月を宇相吹と共に待ち構えており、『正当防衛』を名目に自ら金属バットで殴り殺す。 宇相吹の依頼者の中で、最終的に自身の思惑通りに事を運ぶ事のできた数少ない人物。
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