「サーフシティ」を巡る論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 08:12 UTC 版)
「サンタクルーズ (カリフォルニア州)」の記事における「「サーフシティ」を巡る論争」の解説
ハンティントンビーチ市が「サーフシティUSA」を登録商標に申請した後、サンタクルーズ市の政治家は米国特許商標庁がこの商標を登録するのを阻止するために動いてきた。というのもサンタクルーズ市の「サーフシティ」というニックネームについて10年間におよぶ論争があったからである。ハンティントンビーチ市は「サーフシティUSA」について7つの登録を獲得した。これら登録の全てが基本登録ではなく、二次登録なので「サーフシティUSA」について排他的な権利は持っていない。サンタクルーズ市のサーフショップであるショアライン・サーフショップとノーランズ・オン・ザ・ワーフの2店が「サーフシティ」を使う権利を守るためにハンティントンビーチ市を提訴した。両者は2008年1月に和解に達し、どちらも法的責任を認めず、請求や反体請求は取り下げられた。サンタクルーズ市のサーフショップはTシャツに「サーフシティ」をプリントし続け、観光局は商標を使う権利を保持している。2009年、「ロサンゼルス・タイムズ」のスティーブ・マーブルはニュースブログで「本当のサーフシティ?それはサンタクルーズ市だと雑誌が言っている」という記事を書き、「サーファー雑誌は、国内の良く知られたサーフィン町について波、料理、および雰囲気を検討した結果、サンタクルーズ市が『本当のサーフシティUSA』であると主張している。」と述べている。雑誌「サーファー」には「ハンティントンビーチ市がカリフォルニア州裁判所で『サーフシティUSA』という言葉を使う権利を得たかもしれないが、スティーマーレーンでサーフィンをしたことのある者ならだれでもその判断が間違っていることを知っている」と書かれている。
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