〈タルカス伝〉第一部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 09:09 UTC 版)
血と精液の匂いに満ちた狂乱の国グユを治める狂熱風雲王は、辺境の小国アムネシアの王の娘にひと目惚れし、娘を手に入れるためにアムネシアに攻め込み、激戦の末に娘を手に入れた。 狂熱風雲王とその娘の間に産まれた子グレンが15歳になったとき、アムネシアの残党は復興の旗印としてグレンを担ごうとするがグレンにはその気はまったく無く、放浪の末、ある町を持ち前の運と才覚によって支配する。 その頃、アクラ山の頂上火口では、存在するものすべてを敵とする、究極の破壊者“タルカス”が誕生する。一方、グユの圧政からアムネシアは蜂起し、狂熱風雲王との間に再び戦いがおきる。そこへ“タルカス”が姿を現わす。 『いまだ生まれぬものの伝説』 (1990年) 『炎の海より生まれしもの』 (1991年) 『剣をとりて炎をよべ』 (1992年) 『火の山よ目覚めよ』 (1993年) 『火の山の彼方に』 (1993年) (※以上、ハヤカワ文庫JA。ひろき真冬イラスト。第二部以降は未刊)
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