▲2九飛戦法と飛車先不突型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 15:10 UTC 版)
「雀刺し」の記事における「▲2九飛戦法と飛車先不突型」の解説
そこで現れたのが▲2九飛戦法である。相手が棒銀模様の際に玉の入城を遅らせて▲2九飛と間合いを測るのがこの作戦の骨子で、7筋からの攻めには6筋から盛り上がり、棒銀に対しては▲5九飛から中央を破る狙いがある。 しかし、後手にも手待ちをされると先手からの手作りに苦慮することの他、飛先不突矢倉の隆盛により右銀を2六へ進出させる雀刺しが開発されると棒銀よりも早い攻撃態勢となってその優秀性から従来の雀刺しそのものが衰退した。 これを受け、▲2九飛戦法までも決定的な対策を見ないまま指されなくなった。しかし、この間合いを測る手法は森下システムに応用されることになる。
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